女児の事故で全労働者平均の逸失利益獲得+ドラレコの映像等から過失割合を5%修正(依頼者様 10代 女性)

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女児の事故で全労働者平均の逸失利益獲得+ドラレコの映像等から過失割合を5%修正(依頼者様 10代 女性)

ご相談内容

依頼者様は女児で、自転車を運転中に自動車にぶつかられ大きな怪我を負い、後遺障害が残ると言われてしまいました。ご両親から、怪我が大きくて将来が心配なのでしっかり補償してもらいたいということでご相談がありました。

解決方法

病院で長期間治療をしていただきましたが、後遺障害は残ってしまいました。しかし、残ってしまった後遺障害に関してはきちんと自賠責の認定を受けて、示談交渉を行いました。
女児が被害者の場合、逸失利益(後遺障害が原因で将来失ってしまう収入)を算定する際には、多くの保険会社が女性の平均収入を基礎にすると主張します。実際に依頼者様の相手方保険会社からもそのような主張がありました。しかし、近年の裁判例では特に中学生以下のお子さんについては、全労働者(男女)平均の収入を基礎にすることが多くなっています。そのような裁判例をきちんと示して交渉し、示談では全労働者平均で逸失利益を算定することでまとまりました。
また、双方走行中の事故で、事故状況から過失割合が30:70と相手方保険会社から主張がされていました。この点については、目撃車両にドライブレコーダーが付いていましたのでその映像を確認したところ、相手方車両は無灯火であったことが確認できました(事故証明書の時刻は、当日の日没時刻を数分過ぎた時刻に発生していたので、「夜間」の事故でした)。そこで、相手方の著しい過失を理由に、過失割合を5%修正して25:85で解決できました。示談額が3000万円を超えていましたので、5%の修正でも150万円以上の違いになりました。

担当弁護士のコメント

逸失利益は、後遺障害によって将来長期的に失ってしまうお金ですので、基礎となる数字が少し変動しただけでも総額が大きく変わってきます。
また、大きなお怪我の場合、被害総額が大きな金額になりますので、過失割合も修正できるところがないかきちんと確認して対応する必要があります。

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